【最新版】YouTube企業活用の成功事例おすすめチャンネル10選
- HIROKI ASANO

最近は企業が自社のマーケティングのために、YouTubeを活用するケースが増えています。
しかし
「YouTubeでどのように動画配信をすればいいのか、正直分からない…」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では
・企業がYouTube活用する理由
・YouTubeを活用する上でのポイント
・企業によるYouTube活用事例
などを分かりやすくご紹介しています。
最後まで読んでいただくことでYouTubeにおける企業活用の方法が、しっかりと理解できることでしょう。
1.なぜ今YouTubeを活用する企業が増えているのか?
多くの企業がYouTubeを活用したマーケティング方法が増えてきた理由には、
「広告の仕方がテキスト(文字)や画像から、動画へとシフトしてきたこと」
などがあげられます。
これまではテレビ、新聞、ニュースサイトなどが主流でした。
しかし、2020年から始動しだした5Gによって動画のダウンロードや視聴や容易くなったことや、
10~40代を中心にYouTubeやTikTikTokなどの動画SNSが生活の一部として、利用するユーザーが加速していることにあります。
テキストで見るブログやコラムだけでの説明では販促が難しかったことや、イメージしにくいことなど複雑化されてきています。
動画であれば商品を立体的に見せることができるなど、問題解決へと導くことが可能です。
それもそのはず「文字・音・写真」だけと比べて「動画」の情報量は5,000倍にもなると言われているため、
購入へと導きやすくなります。
YouTubeは拡散しやすいツールでもあるので、企業がPRしたい商品やサービスを自動的に誘導するシステムを作ることも、可能となるのです。
<合わせて読みたい!>
YouTubeで企業宣伝チャンネルを作成する5つのメリット!
2.YouTube企業活用の成功事例おすすめチャンネル10選
実際の企業が配信している動画や成功した内容とは、どのようなものがあるのでしょうか。
・ブランドチャンネル
・広告配信
・YouTuberを活用
のそれぞれ使った成功事例10選を紹介していきます。
2-1.株式会社ウインドクリエイティブ/【粗大ゴミやゴミ屋敷の片付け】イーブイ
【企業チャンネル】
ゴミ屋敷、不用品回収、遺品整理をしている会社です。
利用者はどの会社に依頼すればいいのか何社か選んだ際に、YouTubeに上がっている動画を視聴したことで、契約へと成功しています。
プライベートな空間(家)だからこそ、
・どのような方法で作業していくのか
・丁寧な対応をしているのか
など動画を通じて雰囲気を確認できることが、利用者へ安心感を生みだし売上に繋がっています。
2-2.日本マクドナルド株式会社/マクドナルド公式(McDonald’s)
【企業チャンネル】
全国民誰でも知っているマクドナルドは、新商品や新しいセットを宣伝すると次の日には、いつも以上に行列が並びます。
以前は新商品のネーミング募集を宣伝したことで、店舗への集客もしつつ沢山の面白い案が集まっていました。
さらに優勝者には賞金が出ることで、話題にもなったマーケティング方法です。
2-3.株式会社Lim/竹花貴騎のMUPカレッジ
【企業チャンネル】
Instagramを中心に、SNSマーケティングを行っている会社です。
自社サービスであるSNSを上手く利用しながらYouTubeを運営しているので、YouTube経由だけでも売上が41億円の実績があげています。
2-4.KDDI株式会社/au
【企業チャンネル】
携帯通信会社大手auのCMキャラクターである浦島太郎(桐谷健太)によって、毎回くすっと笑ってしまうさまざまなストーリー性が話題になっています。
キャラクターが人気を呼び歌を作って配信したことによって、CMでありながらYouTubeの再生回数は1億2,000回以上もなっています。
2-5.アップルジャパン株式会社/Apple Japan
【広告配信】
誰もが知るスマートフォンやパソコンデバイスを、制作・販売している会社です。
毎年新しいiPhoneが出れば前日から並んだり予約が殺到するなど、とにかく人気のスマートフォン。
しかし、携帯電話でも一眼レフカメラに勝るほどのカメラ機能を搭載した機種が登場したことで、カメラではなくこの機種のスマートフォンを購入する人が増えました。
2-6.アドビ システムズ 株式会社/AdobeCreativeStation
【広告配信】
画像や動画などクリエーター用のソフトを、クラウド上で制作販売している会社です。
コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が増えたことや、YouTubeなどの動画需要が増えたことも要因となり、サービスを体験する人や購入する人の数が拡大しました。
2-7.株式会社I-ne(アイエヌイー)
【YouTuberコラボ】
芸人のトータルテンボスさんの二人は、現在登録者数40万人以上を超えるYouTuberとなっています。
I-ne(アイエヌイー)の自社商品を実際に使って、どのような効果があるのかを動画にしています。
男女多くのユーザーが商品知ったこと、そして紹介した商品価格が手頃だったということで、数多くの人が店頭やネットで購入しています。
2-8.株式会社フィッツコーポレーション
【YouTuberコラボ】
現役CA目線でメイク術や海外での過ごし方など憧れの女性として人気が高いChiakiさんも、先ほどトータルテンボスさんと同様40万人を越える人気YouTuberです。
企業案件として紹介しているのは部屋や衣類などに付けるフレグランスで、視聴者は
「以前店舗で見て気になっていたけど、この動画を見て買ってみる」
という声が多かったです。
販売先のAmazon使い方を配信しているInstagramと、それぞれのプラットフォームを活かしたマーケティング方法になっています。
2-9.株式会社P-UP World(ピーアップワールド)
【YouTuberコラボ】
YouTubeの日本登録者数第2位(2020年5月時点)を獲得しているHikakinさんは、日本で知らない人がいないと言われるくらい小さな子供から大人まで幅広い層を持っているYouTuberです。
コラボしたのは携帯電話販売店のお店で、新機種の紹介とともに来店時や購入時の限定プレゼントを用意し販促しています。
人気YouTuberとのコラボグッズが獲得できるということで、紹介した店舗に県外からも訪れる反響でした。
2-10株式会社ロコンド
【YouTuberコラボ】
登録者数400万人(2020年5月時点)超えのヒカルさんは、数年前に過激な言動として起こったYouTube大炎上から奇跡の復活を遂げ、現在日本の登録者数ランキングでは14位まで登っている方です。
靴や衣類をインターネットで販売するロコンドのコラボで靴を販売し、YouTubeでその商品を紹介したところ自社サイトのサーバーがダウンしてしまうほど集客が集まりました。
そのおかげで4千万円以上の売上や、株価上昇にまで影響を与えていました。
3.YouTubeを企業活用するための3つのマーケティング手法
マーケティング手法の1つとして、多くの企業がYouTubeを活用しているケースは近年増え続けています。
企業がYouTubeを活用する方法は
・ブランドチャンネル
・広告配信
・YouTuberを活用
と大きく3つあります。
それぞれどのような特徴があるのか紹介していきます。
3-1.企業チャンネル(ブランドチャンネル)
まずブランドチャンネルとは個人用のGoogleアカウントとしてではなく、企業など複数のユーザーが1つのチャンネルを利用するチャンネルのことを言います。
つまり、ブランドチャンネルは企業が動画を投稿・運用する方法です。
企業チャンネルを開設して動画を投稿すれば既にいる多くのYouTubeユーザーが集まり、チャンネルの登録者数や再生回数へとつながっていきます。
そして、その動画視聴者が自社の商品やサービスを、利用するユーザーへと発展することも可能。
YouTubeでマーケティングを行うには、まずブランドチャンネルの開設が必要不可欠になります。
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YouTube企業アカウント成作の3つの手順を徹底解説【簡単】
3-2.広告配信
テレビCMのようにYouTube上でも、動画の広告配信をすることが可能です。
YouTubeの動画広告は
「TrueView(トゥルービュー)」
と呼ばれているもので、動画の途中や前後に広告を流す方法です。
TrueViewにはいくつか種類がありますが、主要な動画広告フォーマットは主に3つ。
①インストリーム広告
②ディスカバリー広告
③バンパー広告
また、それぞれ広告が表示される
・サイズ
・流れる時間
・視聴者が広告をスキップできるか否か
など種類によって異なり、その効果も変わってきます。
3-3.YouTuberを活用
チャンネル登録者数(フォロワー)が多い有名YouTuberを起用して、YouTube動画内で自社の商品やサービスを紹介してもらう方法です。
インフルエンサーマーケティングの手法で、企業案件とも呼ばれています。
人気YouTuberは登録者数が数百万人、数千万人と多く抱え、チャンネル登録しているユーザーへ一気に認知してもらえるので、マーケティングの効果を大きく高めることに期待できます。
登録者の人数によっては1回の案件で数百万以上になる場合もあり費用がかかってしまいますが、チャンネルごとにターゲット層が決まっているので凄まじい影響力となるでしょう。
4.YouTubeを企業活用する場合の4つの注意点
①YouTubeだけで完結するわけではないこと
②何を求めて行うのかのゴール設定
③クオリティ
④BtoC向けなのかBtoB向けなのかを理解することが必要
YouTubeを活用するにあたって、どのようなことに気をつけていけばいいのでしょうか。
YouTube活用していく前に、チェックしておくべきこと4つを紹介していきます。
4-1.Youtubeだけで完結するわけではないこと
YouTubeを最大限活用するためには、YouTubeだけで完結しないということです。
ブランドチャンネルで動画投稿をする場合は特に、動画を配信してもなかなか思うように認知や成果が出ないものです。
そのため
などのSNSも活用して、それぞれのユーザーを双方のプラットフォームに流入させなければ、効果は大きく見込めません。
プラットフォームによってよく使う年齢層やユーザー層は異なることから、幅広く少しでも多くの人にリーチさせるために自社商品・サービスとSNSの強みを上手く掛け合わせていくことが重要です。
4-2.何を求めて行うのかのゴール設定
何を目的としてYouTubeを活用するのか、ゴール設定をしておくことが大切です。
YouTubeのチャンネル登録者数を増やすため、自社商品・サービスの集約、売上向上のため、認知度向上のためなど企業によってゴールはバラバラです。
ゴール設定をしっかり持つことによって動画投稿をするべきなのか、広告運用するべきなのかも判断しやすくなります。
さらにどのような企画、運用するかなども明確になってくることでしょう。
4-3.クオリティ
YouTubeユーザーは普段から動画慣れしていることもあり、動画に目が肥えている人が多いです。
一般人の動画であれば下手な内容だとしても、投稿していくたびに進化していく過程を楽しんだり、応援したりしたくなるものです。
しかし、企業チャンネルであれば
・画質
・音声
・映像
などクオリティの高さは当たり前に良い物でなければなりません。
YouTubeを始めたばかりだからと企画や構成も素人っぽく見せてしまっては、企業ブランディングを損ねてしまうので自社で制作や編集ができない場合は、
代行会社に依頼してクオリティを上げていく方法を考えましょう。
4-4.BtoC向けなのかBtoB向けなのかを理解することが必要
YouTube動画はBtoC向けとBtoB向けによって制作方法や表現の仕方、ゴールへのプロセスが異なります。
ターゲットや目的をしっかり決めて配信の準備を整えましょう。
BtoB向けに動画配信したい方にはこちらの記事がおすすめです。
5.YouTubeを企業活用する場合にはお気軽にご相談を
この記事では企業がYouTube動画を活用する方法や実例をご紹介しました。
どのようなマーケティング方法があって、どのように宣伝すればいいのかイメージできたでしょうか。
実際にチャンネルを開設して動画の撮影や編集など行うには
「ちょっとハードルが高い…」
と悩んでいる方もいるでしょう。
その場合は、YouTubeの
・企画
・構成
・動画撮影
・編集
・アップロード
・データ解析
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APRESSはYouTubeの企業アカウント運営に特化しており、マーケティング思考をベースとした動画運用代行を行っています。
YouTube動画制作・運用のプロに依頼することで、自社でノウハウや知識を貯めるための学習や時間コストをかける必要がありません。
難しいことは任せて、手軽にYouTube発信をしていきましょう。
まずはお気軽にAPRESSへご相談ください。
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